とうそんの徒然想像ブログ

日々の雑記も含め趣味のマジックに関することを徒然と書いていくブログです。

大阪難波のマジックバー「トライアンフ!」に時々出演中です。

2015年06月

無知の力。

最近、『問題解決のジレンマ』という本を読みまして。
ソクラテスが賢人とは「"自分は何も知らない"ということを知っている人」だということ
を見出した、いわゆる「無知の知」というものを発端にした『無知』に関する本でした。

問題を解決するよりも問題を見つけて、「未知の未知」を「既知の未知」に変えていく
ということがこれからを生きる上で求められる能力だというような話で、なかなか興味
深く読ませて貰いました。

マジックの世界でも色んな"プロブレム"は存在していて、世界中のマジシャンがプロ
アマ問わず、「どうやって」その"問題を解くか"を懸命に考えていたりします。

が、この本で言えば「何を」問題にするのか。「何が」解決すべき問題か。もっと上流
の思考が大事だよという話。ただ、普通ならば、じゃあもっと知識を詰め込んで何が
問題になるのかを徹底的に分析する必要がある、と考えるところなのですがこの本
の面白いのは全く進む方向が逆なところ。

問題を見つけるには、知識は何も持たずに「無知」の状態が理想です、と。

要は、知らないからこそ常識に囚われない発想ができるという理論ですね。

確かにマジックやってると常識を持っている大人は簡単に騙せても、何も固定観念
を持ってない子供には簡単にタネを見破られたりすることがありますから、そういう
ことは確かにありますよね。

まぁでもこの考えもすでによくある考え方です。
"常識外"という概念(『既知の未知』)はすでに『既知の既知』になりつつあります。
なので、この本はさらにそれを進めて、『既知の未知』の壁の向こうにある『未知の
未知』に目を向けるべきだと書いています。

要は、誰も全く知らない部分には色んな問題や色んな解決策が眠っている、と。

確かにそりゃそうだよねという話ですが、実際に見つけるとなるとこれはなかなか
難しいわけで。概念を抽象化したり次元を変えてみたり色々と技術を使って発想を
引き出して『未知の未知』から『既知の未知』(=知識)を得ていくわけです。
じゃあそうなると、どんどん『未知の未知』は減っていくので、いつかは全部『既知の
既知』になるのかというとそうではなくて、『既知の未知』を知った途端にまた新たな
『未知の未知』が生まれるので、永遠に、全てが既知にはならないと書かれており
なかなか奥が深い――。

ちなみに私のようなクリエイターっぽい人間にはこの理論はとてもありがたいです。
何故かと言うと、新しい現象やタネや原理(『既知の未知』)が生まれるたびに、更に
どこかで、誰もまだ気付いていない現象やタネや原理(『未知の未知』)が生まれて
いるということなので。それを探す喜びが常に増えていくというのは嬉しい限りです。

色んな人が毎週・毎日のように新しいアイデアやトリックを考案していますが、先に
気付いていれば!とか、もうここに答えは無い!出し尽くされた!と悲観することは
全く無くて、探せば誰でも絶対に見つかるし永遠に枯渇することが無いということが
解っただけでもこの本を読んだ価値はありました(^^)

「無知」になってもっと探そう(笑)

IBM大阪リング_20150625

25日はIBM大阪リングの例会の日でした。

今日は少し遅めの午後7時15分頃に会場へ。 
ちょうど前野さんが、先日のBill Goodwin氏がレクチャーされていた作品を演じられて
いるところでした。いやぁさすが、しっかりと手順通りで安定感がありました。

石田さんは前回RRMCで演じられたセルフワーキングの手順を。

谷さんも同じく前回RRMCで演じられた1万円札の印刷?マジックを。

川島さんはBill Goodwin氏のその他のマジックや、他にもテクニック満載のトリックを
いくつか披露されました。手順や現象が多過ぎてそれぞれの内容は詳しく覚えてい
ませんが、トランスポジション現象やトライアンフ現象などバラエティに富んでました。

私は前回RRMCで演じた『Pips』の原案と改案を披露しました。
意外と原案の方も反響は良かったのですが改案の方がシンプルで分かり易くて良い
という評価を何人かの方から頂きました。あとで赤松さんからは最後のクラブの3の
変化をもう少し強調できれば良くなるとアドバイスも頂きました。

今日、少し遅めに来られた村上さんは、ほとんど駆けつけ状態でお誕生日席へ。
少し前のRRMCで演じられた野島伸幸さんの『チェンジング・エッヂ』の改案と、前回
のIBMでのリベンジを果たされていました。ただ、演技成功を優先させてストーリー
仕立てではなくなったポーカーデモンストレーションに石田さんは残念そうでした。

赤松さんはダイスのマジックを演じられました。なんとその後には解説付でした!
素晴らしいクレバーな解決策で思わず唸ってしまいました(笑) こういう発想は一体
どうやったら出来るようになるんでしょうかねぇ(^^ゞ

最後はまた川島さん。沢浩さんの昔の商品を演じて今日の例会は終了。


その後はいつも通りいつもの飲み屋へ。

今日は少しいつもと違う雰囲気の席で、色々とお話を。
最近ちょっと個人的に健康を意識し始めてまして、糖尿病についての知識や予防
法?などを聞いてみたり、健康に生きるコツを色々と学んでみました(笑)
その途中、マーローの面白い原理を使ったトリックを見せて頂いたり。いや、もう、
一体何が起こったのか全然解らないぐらいの衝撃でした・・・(^^; これは凄い。。
解説もして貰いましたが、めちゃくちゃ応用範囲の広い原理だなぁと感心しました。

今日は何故かいつも以上に楽しかったので飲み過ぎてかなり酔っ払いました(笑)
そして最後はいつものように村上さんと川島さんと僕だけになり、午後11時半に
お開きとなりまして、帰宅しました。

P.S.
次回のIBM大阪リングでは、しゃもじマジックを披露&解説する予定です◎

RRMC例会_20150616

16日(火)はRRMC例会の日でした。

今回は14名の参加者中、発表されたのが12名。

結果は、

1位:中川 修さん、24点
2位:北野 貴久さん、21点
3位:石田 隆信さん、20点

となりました。

1位の中川さんは、不思議なパズルのようなカードを使用したマジック?を。
その発表前に全員に配られたパズルも高評価だったのかなと思います。
どちらも知的好奇心をくすぐられる内容で、マジシャンはこういうのに弱いのかなぁ
と自己分析してみたり(^^ゞ

2位の北野さんは消毒用アルコールと"いろはす"のボトルで雲を創造する真面目な
科学マジックと、コンビニのレシートを使用した予言マジックを披露されました。
どちらも面白かったのですが、特にレシートの方は、全員にコピーをプレゼントして
頂けたのが点数が高かった要因かなと(笑)
私もよくコンビニを利用するので似たような予言を作るのも良いかもと思いつつ。

3位の石田さんは、この前の土曜日に開催されたBill Goodwin氏のレクチャーで最後
に演じられていたセルフワーキングのカードマジックを改案されて披露されました。
レクチャーでは絵札を使われていたのですが、その部分を字札に変えて最後の現象
がよりハッキリと分かるようにされていてオチのインパクトの強さがUPしていました。


今日も入賞を逃しました・・・。(点数的には14点で5位でした)

前回ブログでも書きましたが、Bill Goodwin氏の『Pips』という商品を少し改案したもの
を演じてみました。ずっと商品のギャフカードを使う方法ばかり考えていてRRMCの
ために家を出る1時間前まで練習していたのですが、ふと、ギャフカードの代わりに、
直接レギュラーカードに細工すれば良いということに気付き、急遽手順を変更。
『Pips』に付随していたギャフカードを一切使わず(笑)同様の現象を簡単かつビジュ
アルに演じられるようになりました。
入賞こそ逃したものの意外と反響は良く、個人的にも今まで直接的に細工をしたネタ
(それによってもたらされるギャグ?現象)を見たことがないので気に入ってます。
まぁもう少し寝かせておけば何か面白いアイデアが浮かぶかなぁとも思いつつ。


2015年のRRMCも折り返し地点となり残り半分(12回)の開催回数となりました。
現在全体順位で5位なので、頑張ってもっと上位を目指していこうと思います。

レクチャー参加。(Bill Goodwin氏)

13日(土)はBill Goodwin氏のレクチャーに参加してきました。
主催はフレンチドロップさんで、いつものように新大阪丸ビルの一室が会場でした。

今回のイベント自体はワークショップが午後3時~6時。間を1時間挟んでレクチャー
が午後7時~9時という、合計5時間にも及ぶ長時間イベントだったようですが、残念
ながらワークショップの時間の都合が付かず、レクチャーだけの参加となりました。

会場に着くと、RRMCやIBM大阪リングでお世話になっている方々がチラホラと。
皆さん早めに予約されたようで前の方の席でしたが、私は一番後ろの席でした。が、
演技中は立って見ることが出来たので、変に前方の席よりは逆に良い席でした。

レクチャーされたネタの数は特に数えてはいなかったのですが、大体、技法等も合わ
せて10個ぐらいをレクチャーして頂けました。(その他1個は演技のみでした)

個人的には最初の方に解説された、カニバルカード、カードワープ、各々のバリエー
ションの2作品が気に入りました。あと後半のホフジンサー・フォーエース・プロブレム
のバリエーションも気に入りました。(こういうオチがあるトリックが好きなんですよね)
カードワープに至っては氏自らが希望者にカードを1枚づつ配って一緒にやりながら
レクチャーするという、とても丁寧な解説をして頂けました。おかげで、このブログを
書いている時点でも手順をちゃんと覚えています(笑)

余談ですが、最近、レクチャーで見聞きしても殆ど覚えられないんですよね。。(^^;
まぁたぶん「持ちネタを増やしたい」という意思が、昔ほどそんなに無いからからかも
しれませんが・・・。どっちかというと最近は、改案すると面白くなりそうな"原石"的な
トリックを見聞きすることを目的にしているような気がします。
・・・そんな風にレクチャーを捉えるのは昔の自分からは考えられないですが(笑)
人間変わるもんです。

今回のレクチャーでは、レクチャーノートと、途中で解説されていた『Pips』という商品
を購入しました。商品の方は、付随しているギャフカードが何か応用できそうな予感
がしたのでとりあえず買っておきました。(面白そうなものがあれば取りあえず買って
おけ、という助言を昔、赤松さんに頂いてから、そのようにしています。おかげで私の
家にはどう使えば良いのか分からない妙な雑貨が増えてきています(笑))

レクチャー後は、何人か知り合いの方々に挨拶して、そのまま帰宅しました。

おそらく明後日のRRMCでは今回のレクチャーから何か発表することになるかなと。
『Pips』のギャフカードを使った何かになりそうな予感はしていますが、まだ何も全然
思い付いていないので、あと1日で何か考えないといけませんね(^^ゞ

マジック界のネタかぶり問題。

たまには真面目?な話を。

少し前に、とある新作のマジック商品が昔からある別の商品と酷似しており、パクリ
だ、ネタかぶりだ何だのという問題が話題になりました。

<簡単な経緯>
新作のマジック商品「O」の発売。

良く似ている商品が出た、と、昔からある別の商品「J」の考案者に連絡がいく。

「J」の考案者が似た商品が許可なく発売されていることをSNSで相談。

販売ショップや考案者に連絡を取るようにアドバイスがされる。
その際に大物マジシャンの方もその話に加わる。(これにより話題が広く波及)

「O」の考案者は、『「J」は全く知らなかった』 『不勉強で申し訳なかった』
『クレジットを掲載するので発売させて欲しい』という返事。

しかし「J」の考案者はあくまで発売中止を要求。

新作商品の考案者側は『バリエーションを原案者が止めるのは権利を越えている』
として発売を継続。

一部の販売ショップは「O」の商品クレジットに「J」の考案者を入れて発売再開。
(「J」の考案者とも了承済み)

「O」と「J」の考案者同士の議論は平行線の(返信が無い?)まま現在に至る。

私が見聞きした限りでは上記のような流れだったようです。

ちなみに私自身はこの件に関しては中立の立場です。ただの第三者ですので。

ただ、何となく思うのは、発売中止の要求は行き過ぎなのではないかなと。
基本的にマジック業界ではあまり法的な取り決めは無いですし、暗黙の業界ルール
やモラルに則って処理されたりすることが多いわけですが、先発商品の考案者が、
後発類似商品への発売中止の権限を持つのはさすがに強過ぎるのではないかなと
個人的には思いました。
(例えば、吉野家が、すき家やなか卯、松屋の牛丼を発売中止にはできないですし)
まぁ何もかもがパクリで商品そのまんまが発売されるとなれば、さすがにそれは・・・
となりますが、それはマジック業界だけでなく全てのビジネスに言えることですしね。

今回の一件で、そういう意味で私が感じたのは、先行側で"防御"が必要かなと。
ということでマジック業界での先行側の"防御法"について少し考えてみました。

◇防御方法その1、商品や考案情報を幅広く認知させておく。
その商品が出た瞬間にパクリ・ネタかぶりだと関係者やユーザーに分かるように、
幅広く自分の考案(商品)だということを知らしめておくことが重要かなと思います。
その為にも思い付いたら色んなイベントや冊子、DVD、Webサイト、SNS、Youtube、
発売メーカー、ショップ・・・等々あらゆる媒体で証拠を残しておくべきだと思います。
結局マジック業界は"人"が目を光らせているが故に考案者や商品が保護されている
面が大きいので、色んな人の目に触れるようにしておくのがまず第一かなと。
(逆にそれで自分が不慮のパクリやネタかぶりをしていないかの確認にもなりますし)

◇防御方法その2、合法的な参入障壁を作る。
そもそも何故パクリやネタかぶり商品を出すのか、と逆側に立場を変えて考えると、
詰まる所そうすることで儲かったり考案したという名声が得られたりするからです。
それならばその望みのものが手に入らない、手に入り難くしてしまえば良いかなと。
先行側である程度の費用回収が出来たならその商品価格を原価ギリギリまで下げ
てしまって後発の商品化ハードルを上げてしまう(儲からないようにしてしまう)とか、
先にも述べたように、考案者を明らかにして名声を得られない(逆に評判が落ちる)
ようにしてしまうとか。"旨味の無い"状態にしておくのも方法かなと思います。

◇防御方法その3、懐柔してしまう。
懐柔と書くと少し語弊があるかもしれませんが、上手くその後発類似品とのコラボを
図ってみるのもありかなと。後発品がパクリにしろネタかぶりにしろ何かしらの変化点
はあるはずですので、ユーザーにコラボで提案できれば、より多くのユーザーを獲得
できる可能性は高まるわけで先行側も後発側もお互いにWin-Winかなと。
ちなみに何かのニュースで読んだのですが、某国の業者が作ったコピー商品を本家
のメーカーが見て「このクオリティなら任せられる」とそのまま正規の業者に指定して
品質管理などのノウハウを提供した、という話があるそうです。
コピー業者は正規品として堂々と売れますし、本家のメーカーは工場立ち上げコスト
が不要ですし、これはかなり高度なWin-Winだなぁと感心しました。
コピー商品に悩まされているマジック業界もこういう解決方法はどうかなと思いつつ。


パッと思い付くのはこんな感じでしょうか(^^ゞ
まぁなかなかマジック業界のネタかぶり問題はいつの時代にもある話ですけどね。
今は色んな情報が溢れている時代なので、攻める意味でも守る意味でも、自分から
どんどん積極的に情報発信していくというのは大事なことかなと私は思っています。

ベルギービールウィークエンド大阪へ。

6日(土)の夜に『ベルギービールウィークエンド大阪』へ行ってきました。

一言で言うと"ベルギー産ビールやベルギーのつまみを飲食するイベント"です。
こんなイベントがあるなんて全く知らなかったのですが、 大阪では過去4回開催され
ていたようです。今回たまたまネットで知って、面白そうだったので参加しました(^^)

場所は、梅田スカイビルの『空中庭園』の真下にある広場、ワンダースクエア。 

午後5時半頃に行ったんですが、すでにビルの周りでは椅子や地面に座ってビール
を飲んだくれている人々が多数(笑) 一応、会場には立ち飲みが出来るテーブルも
あるんですが、全く足りていない状態のすごい盛況ぶり。まぁ週末ですしね。

早速受付でスターターキットを購入して、1杯目のビールをコインで交換。
午後6時に、ステージから全員で乾杯を!との声があり、みんなで乾杯しました。
(イベントの写真撮影に使う為のようでした(笑))
DSC_0618

ちなみに1杯目のビールは、「ドンゲルローブロンド」。
昨年2014年、世界各地のビールの中から「世界一のビール」を決めるワールド・
ビア・アワード(WBA)で世界一に輝いたビールだそうです。
1ドンゲルローブロンド
個人的には、クセのない普通のビールという感じ。
ただ、海外のビールっぽい味の濃さでした。1杯目としては良い感じですね。

そしておつまみのグリルベーコン。
グリルベーコン
でかっ! ピクルスも結構丸々と添えられています。

2杯目は、「ベル・ビュークリーク」。
地元産のさくらんぼ(クリーク)の加えられたビールで、とても甘くフルーティでした。 
2ベル・ビュークリーク
デザートビールの分類になるんでしょうか。個人的にはこういうビールも好きです。 

そしてつまみのから揚げ↓ (すでに何個か食べちゃってます)
フライドチキン
このから揚げは「ニューミュンヘン」のから揚げを彷彿とさせる美味しさでした!
あちらもドイツ風本格ビアホールということで、欧州風なので、つまみには共通点が
あるのかもしれませんね。それにしてもビールによく合う◎

コインも少なくなったので、最後はアルコール度数11.3%の「ロシュフォール10」。
3ロシュフォール10
ダークビールの分類の通り、黒色のビール。
ベルギーで最もアルコール度数の高いビールの1つだそうです。
交換のコインが5枚だったので普通に換算すると1杯1,050円のビール。
なかなか贅沢なビールですね。飲んだ感じは、さすが、アルコール度数が高いだけ
あって少量飲んでもかなりキツめでコクのあるビールでした。これを飲んだらあとの
ビールの味が分からなくなりそうなので最後をこれにしておいて良かったです(笑)

つまみは、牛肉の串焼きとかミックスナッツとか色々食べて、終了。
思わず追加コインを購入してしまうぐらい楽しめたイベントでした!
(まだまだ色々なベルギービールがあったので全然飲み足りないぐらいでしたが、
お財布と時間とを勘案した結果、3杯だけで今回は我慢しました(^^ゞ )

まだまだ今年は広島、仙台、東京で開催されるみたいなので、ビール好きな方で
お近くにお住まいの方は是非。
https://belgianbeerweekend.jp/ja

P.S.
なんか今回は村上さんのブログっぽくなっちゃいましたね(笑) 

RRMC例会_20150602

2日(火)はRRMC例会の日でした。

今回は14名の参加者中、発表されたのが13名。
(深井さんはマジックとは違う"発表"をされました)

結果は、

1位:赤松 洋一さん、27点
2位:岸本 道明さん、24点
3位:Yuji 村上さん、18点
3位:中川 修さん、18点

となりました。

1位の赤松さんは、コインがコップを通り抜けたり、コインがコップへ瞬間移動したり
するマジックを。手順がシンプルで見ていて分かり易かったです。
ちなみにこの手順はだいぶ昔にとある本に書かれたそうです。
(何の本と言われていたか記憶が消えてしまいました・・・)

2位の岸本さんは先週演じられた「OMEN」を、岸本さんアレンジでかなり不思議さ
をUPされたバージョンに改案されていました。2人の観客相手に、2枚のカードが
一致するという、なかなか見た目のインパクトも大きい手順。予言もシンプルなもの
に変わっていて、予言の紙そのものだけが最初から置かれていました。
「JUST」も「OMEN」も原理を全く知らないので、かなり不思議でした。

今回は同点で3位の方が2名。

村上さんは2作品演じられていましたが、発表として演じられたのは最近発売された
野島 伸幸さんの『CHALLENGER』のDVDから、「チェンジング・エッヂ」の演技。
ちなみにエッジに書かれた文字は今回、村上さんなりにアレンジされたそうです。
個人的にDVDのPVの中で1番衝撃の大きかった現象だったので、タネを知る前に
生で観れて良かったです。DVD買おうかしら。

中川さんは百人一首と"神様"を使った取札当てマジックを。
文字の有る無しで取札を当てれることに衝撃だったのと、神様から電話が来ること
(しかも非通知)が衝撃でした(笑) さすが中川さん◎


今日は入賞を逃しました・・・。

まぁ発表自体は単純なカード当てを演じたのですが、そのカード当てに最近発売
されたホワイトNOCを使用してみたという(個人的には)意欲作。
何とか成功したものの、やはりこのマーキングの読み取りは至難の技ですね。。
もう少し何とかならないものか。


話は変わり、今日の発表前に石田さんから、私のこのブログを読まれたという話
を聞きまして。前回のIBM大阪リングの飲み会時に言われた言葉の"真意"を、
改めて聞かせて頂きました。
実際ちょっと当日の飲み会の席で話がごっちゃになってしまっていたこともあり、
私の方で記憶違いもあったようで、声が聞こえずらいというわけではなく、演技の
合間と合間で隣の椅子に置いたケースをゴソゴソする動作が石田さんの記憶に
残っていた、という話だったそうです(^^ゞ
(なぜその動作が記憶に残ったかと言うと、石田さんもステージで同じ様なこと
をされていて自分もそうだなと自戒の意味で記憶に残ったということだそうです)
あと、村上さんからは横や下を向いてゴソゴソとしながら話すのはあまり良くない
というご指摘を頂きました。こちらも村上さん自身、過去にそういう風にされて、
良くないなとご自身で思われたそうです。(観客に伝える、という意志を感じられ
ないとのことです。確かに、言われてみればそうだなと思いました)
なかなか自分の演技の欠点は自分では分からないものなので、このように周り
から色々と意見して頂けるのはありがたいことですね(^^)ちなみに私は自分の
演技を観るとあまりの酷さに嫌気が差すのであまり見ないようにしてます(笑)
まぁでもそのうちこの前のIBMイベントの演技DVDを見返して色々と自己反省
はしないといけないなぁと思いつつ。。

P.S.
ホワイトNOCの残り1個も無事に配送されました。
まぁ2個あったからといって、どうなるわけでもないのですが・・・何か考えようかな。 
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プロフィール

とうそん。大阪市在住。
マジッククリエイターっぽいことをしています。
普段は自動車関連の会社で品質保証業務を担当。
【資格】QC検定1級、基本情報技術者、第二種電気工事士

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