去る2月11日(日)は、村上さんの大阪イベント『Half & Half vol.26』へ行ってきました。

昨年11月に引き続き、大阪イベントは連続参加です◎
今回も会場である大阪市立中央区民センターへ。建物1階入り口のエレベーターを待っていると中学~高校生ぐらいの男の子とその母親らしき人もちょうど乗り合わせまして。何故かその時、私の中では村上さんのイベントに来る人たちだと認識しまして(祝日の日曜に区民センターに来る理由が私にはそれ以外想像できなかったため…)到着したエレベーターに乗って普通に会場である3階のボタンを押下。エレベーターが上昇し始めて暫くすると、母親らしき人がどうやら2階の事務所に用事があったらしく2階を過ぎた辺りで "降りたかったのに…階数聞いてくれたらええのに" と私に聞こえるような声で文句を言われ。。そこで私自身は自分の勘違いに気付いたものの、相手も私が2階で降りると勘違いしていた(自分が2階で降りれるように私に2階のボタン押下をお願いするなど指示をしてなかったのに文句を言われていた)ことも理解して若干モヤっとしたので、無視して何も言わずに3階到着後すぐ降りました(笑)(^^ゞ
ただ、3階では村上さんのイベント以外にも催しが開催されていたこともあり、祝日の日曜に区民センターに来る理由には人それぞれある、というように私の常識はアップデートされました(^^)b あと再発防止のために、これから区民センター3階に行くときは健康のことも考えて階段で行こうと思います(笑)

そんなちょっとしたアクシデント?もありつつも無事に会場に到着。今回は開場時間を15分ほど過ぎた頃に到着していたので、すでに会場には大勢の人が集まっておりました。いつものように川島さんの受付を済ませて座席を確保して、後ろのディーラースペースで本日のゲストである青山健一さんのところへご挨拶に。昨年5月のクロースアップマジックの集いの後の打ち上げの際に、カードの剥がし方を実演していたのですが、それ以降トリックカードを自身でも製作されているとのこと。お役に立てて良かったです(^^) その後、青山さんが販売されていたパケットトリックも購入させていただきました。

そんなこんなで開演時間に。ディーラーショーでさっそく青山さんが出てきたりもしつつ、本日のゲストである青山さんと村上さんのトークタイムへ。
元々東京出身で今は仕事で大阪へ来ているという話(今後、転勤も可能性としてはゼロでは無さそうということのようです)や、マジックとの出会いから、いかにしてパケットトリック創作への道に進んだかというようなお話などを伺いました。若干29歳とのことで、その年齢でパケットトリックの作品集を既にいくつか出されていることが凄いなぁと。私も作品集DVDとか出してみたい気持ちはあるのですが、いかんせん商品や既出以外の創作数が少ない(ストック無しで必要に応じて創作しているので…)のと、世に出せるクオリティの作品も現在特にありませんので、まだ遠い夢ですね。。(^^; 最後に青山さんへの質問コーナーでは、前野さんが、このご時世柄コンプライアンス(ハラスメント?)に引っ掛かりそうな質問をされておりました(笑)まぁでも青山さんは特に気にされることなく笑顔で回答されていましたけどね。

その後は、アルスさんの自由研究の発表コーナー。
あのLennart Green氏の有名技法を利用した、観客自身がカードを当てるトリックを演じていただきました。まだまだ研究段階ということで技法と現象は近い位置にあるのですが、やり方としては至ってシンプルで、現象としても、バーでカジュアルに演じる分にはちょうど良いインパクトのある(アルスさん自身も、お酒が入っている観客に向けてはこれぐらいがちょうど良い具合だろうとの見解でした)興味深いトリックでした。アルスさんとしてはもう少しまだ面白く改良できそう、ということで何か意見があればとのこと。…ただ個人的にはそのトリックの前に演じられて?いた、回転するデックの方にとても興味がありました(笑)

休憩後には恒例の「飛び入りひとネタコーナー」でした。いつも通り、詳細な演者と演技内容は本家?の村上さんのブログに譲るとして、今回私が演じさせていただいたのは1枚のカードのカラーチェンジ現象でした。具体的には「青裏のスペードのA」⇒「赤裏のスペードのK」への変化現象(今思うとハートのKにしておいた方がより対比的だったかもと思いつつ…)です。トリックの構想自体は数ヶ月ほど前からあったのですが、いかんせん製作作業にとりかかる意欲がなかなか沸かず…結局いつもの?ように前日に製作して練習して次の日に発表するという流れに(^^ゞ 現象や内容がシンプル過ぎて逆にマニア目線では冷めるかなと思っていたのですが、発表後はゲストの青山さん含め色々な方から好評をいただきましてちょっとホッとしました。個人的に意外だったのが川島さんから高評価をいただけたことで、そもそも川島さんならギミック使わなくても同じ現象を簡単に実現できるでしょうから、呆れられるかと思っていました(笑) その他、アルスさんや谷さんには"音"の部分で反応(反響)いただいて、一番のマニア向けアピールポイントを理解?していただけたことが嬉しかったですね◎
ちなみにこのギミックは全く別現象向けでの応用を考えていまして、上手く出来上がれば今後お披露目する機会があるかもしれません。

「飛び入りひとネタコーナー」の次はメインイベント、村上さんの演技と青山さんの演技を堪能させていただきました。村上さんが演じられたナンバリングデックのカードの選択のさせ方が、昔見たBrian Caswell氏の商品(DVD)の『CATACLYSM(キャタクリズム)』と似てるなぁとぼんやりと思いなながら見ていました。実際、裏側は全然違うかもしれませんが。。(ちなみに『CATACLYSM(キャタクリズム)』を更に演じ易く進化させた『PINNACLE(ピナクル)』という商品も出ていますので、興味のある方はまたどうぞ)
ゲストの青山さんは自身の作品『Cash Cards』や、あるお菓子を使用したスリーボールトリックのような現象など、最後は四葉のクローバーが描かれたカードを使用した"幸せを具現化"したマジックを演じられました。最後のアクトはとてもお洒落で、パケットトリックのこういう展開の広げ方もあるのかと勉強になりました(^^)

イベント終了後には会場での懇親会に参加して、参加された皆さんのお話を聞いたりして楽しく過ごしました。さらに今回は懇親会後の打ち上げ飲み会にも久しぶりに参加させてもらいまして、村上さん、青山さん、岸本さん、斉藤さん、私の5名で本町にある鳥貴族で夜10時頃まで手品の話で盛り上がっておりました。その席で青山さんに今日演じられていたトリックの裏側のアクシデントやカードの作り方についての話が伺えたのも良かったです◎ 地下鉄の駅までの帰り道や電車を待つ駅構内でも岸本さんや青山さんと色々と話ができましたので、今後の創作へ向けた糧にしていこうと思います!
今日は本当に楽しかったです(^^)また次回の大阪イベント(7月7日、ゲストはポン太 the スミスさん)も参加したいと思います!

P.S.
今回は(今回も?)休憩その他の間に色々川島さんの蔵出し安売りDVDを買い漁りました(笑) 何か新しいネタの刺激や創作に繋がれば良いなと思いつつ(^^ゞ