2月20日(火)はRRMC例会の日でした。

本日は8名の参加者中、7名の方が発表されたようです。

今回の結果は、

1位:馬島 正尚さん、17点
2位:岸本 道明さん、16点
3位:谷 英樹さん、14点

となりました。

1位の馬島さんは、魔耶一星 氏の『タイムマシン』。
2位の岸本さんは、『カラーチェンジレコード』の改案(?)。
3位の谷さんは、『本日最後のマジック』。

をそれぞれ演じられたようです。

馬島さんがRRMCでの初の1位となりました。『タイムマシン』は良いトリックですよね。私もだいぶ昔、TVの番組で摩耶さんとは違う別のマジシャン(だと思うのですが記憶が無いです…)が演じているのを観てめっちゃ不思議だった記憶があります。
2位の岸本さんは偏光板を使用されたそうですが、どこにどうやって使用されたのかは分からず(^^ゞ  あと個人的に勝手なイメージですが、岸本さんは素材としての偏光板が好きなんじゃないかなと思っています(笑)
3位の谷さんが演じられたトリックは、2/24のマジックショーYadokariでのトリネタだったそうです。

先日のRRMCカラオケ会の時にも少し話題になったのですが、最近、マジックの販売ネタ(以下、ネタと記載)の値段上がってますよね。。そもそも色んなもモノの値段が上がってきて物価高ということもありますが、特に海外製のネタは円安の影響?なのか感覚的に数千円は高くなっているイメージです。大体、現象とか仕組み的なところから考えてこれぐらいが妥当な値段かなぁと思う値段よりも高いですね。。あと、数万円するようなネタもざらに出てきていて凄いなと(^^; まぁもしかしたら昔の方が希少性とか入手性の関係から値段は高かったりしたかもですが、それでも最近のネタの値段上昇はちょっと気になりますね…初心者や中級者が気軽に買える値段ではなくなってきているような…。。

ただまぁそもそもネタって売れる対象は狭いですし、一般的な市場規模から考えるとマジック市場なんて極小ロットで制作されるわけですから、製品1つ分が高額にならざるを得ないんですよね、本当は。そう考えると実際は1つのネタに対して数千円での値付け自体が安過ぎるのかもしれないな、とも思いつつ(^^ゞ

おそらくこれはマジック業界の構造的なものが影響しているのかも?と思っています。要は、マジック業界の人って本当にマジックだけで生きているのか(生活しているのか)??という切り口があるんじゃないかなと。サラリーマンとの兼業マジシャンなんて普通に居ますし、クリエイター側でも益田さんとかもサラリーマン兼クリエイターですからね。(言うて私もそうですけど…) そうなってくると、ネタを売るのが本業でそこから利益を出して生きていかないといけないとなれば今のネタの値段では採算合わないはずなんだけれども、あくまで兼業であるからそれだけで生きれなくてもそこそこ利益が出れば良い、というラインで値決めされることで、本来もっと高額になるはずのネタが値段を抑えられているのではないかなと。で、結局そこが通常の販売価格帯になってしまっているので、そもそもネタを売るだけでは儲からずサラリーマンとの兼業にしたりクリエイター専属ではなくパフォーマーとして活動しないと生きれない業界になっているのではないかなと。もしかするとある意味、ネタの販売については(半ば自主的に)"やりがい搾取"のような状態になっているのかもしれないと思う今日この頃。…まぁあくまで私の勝手な推測ですが。。

最後に、3月の私(とうそん)の「トライアンフ!」出演日ですが、3/8(金)、3/15(金)です◎

P.S.
【RRMCメンバーの方々へ】
これまでのRRMCの点数はWebで配信されています。 ⇒コチラからどうぞ!
(IDとパスワードは例会でお伝えした通りです)